夫婦が離婚を考える理由ってどんな時でしょうか。
なんとなく離婚したいと思ったという曖昧な理由で離婚する夫婦はいないと思います。
夫婦が離婚したいと思うのには、それなりの理由が必ずあるはずです。
しかし、妻から突然離婚の話を切り出されたら、夫としてはその理由は何なのか戸惑ってしまうと思います。
妻が夫の何に不満を感じているのか、妻が離婚を決意したのは何故なのかを知ることは大切です。
ここでは、女性が離婚を決意する理由について、男性にわかりやすく解説をしたいと思います。
女性が離婚を決意する理由
女性が離婚を決意する理由は、男性が離婚の原因を作っているケースがよくあります。
調べによると、夫婦が離婚する際に、妻と夫、どちらから離婚の申立をすることが多いのか調べてみると、妻から離婚の申立を行う件数が多いと言われています。
夫と性格の不一致
離婚の理由として最も多いのが性格の不一致です。
性格の不一致では、生活習慣の違いも含まれることが多いようです。
女性が男性との生活で致命的な性格の違いに気が付き、これ以上男性と一緒に夫婦生活を送ることができないと思った時、離婚を決意するようです。
夫婦に限らず、人によっては性格の違いから苦手な人というのが誰でもあると思います。もしもこれが夫婦の間で性格の違いがあれば致命的です。
夫婦が一緒に生活をともにすることができず、一緒の空間にいるだけで相手を不愉快な気分にさせてしまうこともあります。
性格の不一致は、一緒に生活をはじめてから少しづつ違いに気が付く場合と、何か大きな違いから「この男性とは一緒に生活できない」と判断する場合があるようです。
夫の浮気
夫の浮気が原因で、女性が離婚を決意することがあります。
浮気は夫婦に対する裏切り行為であり、たとえ一時的な関係であったとしても許すことができないという人は、女性だけでなく男性にも多いと思います。
男性のなかには、浮気をたびたび繰り返す人もいます。何度浮気を止めるように説得しても、浮気を止めることが出来ない。
妻の言葉に耳を傾けない男性もいます。
夫の態度に不信感を持った妻が、夫の浮気を疑い、探偵に浮気調査を依頼して浮気が発覚することもあれば、日常生活のなかで夫の態度や言葉のなかから浮気を嗅ぎ分ける女性もいます。
妻から突然離婚の宣告を受けた男性は、もしかすると隠していた浮気が妻にバレたことが原因かもしれません。
収入の低さと将来への不安
人が生活するためにはお金が必要です。夫婦になれば財産を共有するとはいえ、単純にひとつの収入から2人分の生活費を賄う必要が出てきます。
最近は共働きをする夫婦も増えてはいますが、夫の収入が少なかったりした場合、妻が夫婦の将来に不安を感じてしまうのは仕方がないかもしれません。
また、夫の収入が少ないというだけでなく、夫が生活費を家庭に入れてくれない、収入のほとんどを趣味やギャンブルに使ってしまうなど、お金の無駄使いが原因で離婚を決意する夫婦もいます。
収入が少ないことで転職をしようとしたが、転職に失敗したり、夫のリストラが原因で収入がなくなったときに離婚するケースもあります。
将来的に子供が出来て、さらに支出が増えることも考えられます。収入の低さが離婚を決意する理由になる可能性は十分あります。
夫からの虐待行為
夫から家庭内暴力を受けている女性が離婚を決意するのは、自分や子供の身の安全を守るためです。
男性のなかには女性や自分の子供に対して暴力を振るう人がいます。
夫は暴力ではなく、しつけやちょっとこづいた程度に考えているかもしれませんが、女性や子供からすると、身の危険を感じるほどの暴力の可能性があります。
虐待を受けた女性のなかには、夫と離婚しようとすると夫からさらに酷い暴力を振るわれるのではないか?
という恐怖から離婚がなかなかできないという人もいますが、最近はそのような夫婦に対して補助制度が充実してきたため、離婚のハードルは低くなっています。
また、肉体的な虐待行為だけでなく、精神的な暴力によって、女性が男性との離婚を決意することもあります。
夫の両親や親族との人間関係
夫婦で生活していると、夫の両親や親族と人間関係を構築しますが、その人間関係を上手く構築することができず、夫からの援護もないと、女性が離婚を決意する理由となる場合もあります。
夫婦とその両親がひとつの家で一緒に生活するのも珍しい話ではありません。
そのため、夫婦間の人間関係だけでなく、両親や親族との人間関係でトラブルが発生する危険があります。
嫁姑問題のように、夫の両親と妻の関係が険悪な場合、夫が両親と妻の間に入って仲裁することもしないと、妻が追い詰められて離婚を考えるようになるのは仕方のないことかもしれません。
男性が気づくべき女性の変化
男女が結婚するということは、少なからず相手に対して愛情を持っていたからです。
しかし、夫婦生活をはじめてみると、お互いに「何か違う」と感じることが多々あると思います。
男性の行為が原因で、女性が離婚を決意することがありますが、その原因を防ぐことができれば、離婚は回避することができるはずです。
離婚の原因を取り除くには、夫婦でよくコミュニケーションを取ることが大切です。 コミュケーションを取ることで、お互いの問題点を明らかにして、問題を解決する糸口を一緒に考えることができます。
また、男性は女性の気持ちの機微に疎い場合が多いですが、女性と話をよくすることで、少しでも女性の気持ちの変化に気づく努力をするべきです。