そんな事が離婚の理由?よくある離婚の理由と珍しい理由

離婚でよくある5つと、ちょっと意外な離婚理由とは?

夫婦は正当な理由が無いと離婚することができません。

しかし、離婚したいと思う理由に正当性があり、夫婦が離婚を認めれば離婚することは可能です。

夫婦が離婚する理由のなかでも、よくある離婚の理由が5つあります。

夫婦が離婚するよくある理由5つ

1.性格の不一致

夫婦が離婚する理由で最も多いのが「性格の不一致」です。

男女が夫婦となり一緒に生活を共にしていると、互いに性格の違いから夫婦の意見が衝突することはあります。

夫婦の意見が衝突すれば夫婦喧嘩をしたり、夫婦で話合いをして妥協点を見つけるなどして、これからも夫婦生活を続けることはできるはずですが、話合いなどで解決できなかった場合夫婦は離婚という選択を取ることもあります。


性格の不一致は、最初はすぐに離婚したいと思う程のことではありませんが、夫婦が一緒に生活する限り性格の不一致でいがみ合いが続き、それが離婚につながります。

性格の不一致の内容は様々で、夫婦で常識の食い違いがあってお互いが妥協できない、というものから、夫婦の趣味を認めることができないといった物まで様々です。

2.不貞行為

配偶者の不貞行為も離婚のよくある理由として知られています。

不貞行為というと、夫が他の女性と肉体関係を持って、それが理由で離婚するというケースが多いと思われますが、妻が不貞行為をしないわけでなく、妻の不貞行為が原因で離婚する夫婦もいます。


配偶者の態度に違和感を感じて探偵に浮気調査を依頼したら、配偶者の浮気が発覚した。

または、配偶者から離婚を切り出されて、その理由を問い詰めると、夫婦以外の異性に対して恋愛感情を持っており、その異性と結婚するために離婚したいというケースもあります。


3.金銭問題

夫婦であったとしても、お金で争うことはあります。

むしろ夫婦となるとお金のことで悩まされる機会が増えるケースもあります。


夫婦の金銭感覚が違うことで度々衝突することもあれば、妻が夫の収入に不満を持って夫に対して辛く当たったり、家族のお金の使いみちで意見が別れることもあります。

家族のお金の使い方で意見が別れる例として、子供の養育費や任意保険料、高価な買い物をした際の支払いなど様々です。

金銭が絡む問題は根が深く、特に借金に関する問題は夫婦が離婚する理由として十分な原因といえます。


4.家庭内暴力

家庭内で配偶者から暴力を受けていて、それが理由で離婚する夫婦も少なくないといいます。

夫から妻や子供が暴力を受けており、命にかかわる怪我を負わされる前に夫と離婚したいと理由から、離婚相談所や弁護士を頼って離婚する夫婦もいれば、

妻から度々暴言を吐かれ、家に夫の居場所が無いだけでなく、妻が子供に夫の悪口を吹き込むため、家庭内で夫の味方が存在しないなど。

家庭内の暴力といっても肉体的暴力から精神的な暴力まで様々な理由で離婚する夫婦がいます。

5.人間関係

夫婦が人間関係を理由に離婚することがあります。

この人間関係とは配偶者同士ではなく、配偶者に関係する人との人間関係のことを指します。

例えば嫁姑問題も、配偶者同士ではない人間関係の問題といえます。


姑から辛く当たられている、嫁が姑を蔑ろにするなど、配偶者以外の家族や親族と仲違いをして、それが原因で離婚するといったケースです。

この配偶者以外の家族や親族との人間関係のトラブルでは、問題となる人から距離を置くことで問題がひとまず沈静化することもありますが、その問題の人物と離れて生活ができない場合では問題解決は難しいでしょう。


ここまでご紹介した理由が離婚のよくある理由です。

夫婦が離婚する理由は様々ありますが、ここで紹介した理由から少し変化するような内容が多いようです。


このよくある離婚の理由の他に、珍しい理由で離婚する夫婦もいます。


その他の離婚の理由とは

よくある離婚の理由以外で、珍しい理由で離婚する夫婦もいます。


例えば、
・妻がセックスを拒否する
・夫が家事など家の事をまったくしてくれない
・妻が家事をしない
・夫が太って愛せなくなった
など

特に最近はセックスレスを理由として離婚する夫婦も増えていると聞きます。

夫婦のあり方というのも時代と共に変化しており、結婚しても夫婦が別々に生活をするということも珍しい考えではなくなってきています。

民法で定められている夫婦が離婚できる理由について最初にご紹介しましたが、今後も夫婦の形態が変化していけば、これまでになかった離婚の理由で夫婦が離婚することが増えていくでしょう。


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