離婚で慰謝料が発生したら、考えるのはどうやって支払ってもらうか?

一括・分割それぞれのメリット・デメリットを分析し、紹介しています。

離婚慰謝料の支払いは一括と分割どっちがいい?



パートナーの浮気で離婚を考えている。
浮気に対しての慰謝料を請求しようと思ってるのだけれど、慰謝料って一括で受け取るほうがいいのでしょうかそれとも、分割で月々定額の支払いを続けてもらうほうが良いのでしょうか?

まず、浮気で離婚を考える時、浮気の慰謝料額について考えて見ましょう。
浮気の慰謝料の額は、『200万円から300万円程度』といわれています。

しかしその金額はあくまでも相場。
夫婦間で話し合いをした場合と、裁判となって慰謝料が決まる場合では、その額に差が出るといわれており、夫婦間で話し合いをした場合のほうが、相場よりも高くなりがちとされています。

浮気で離婚を考える場合、支払いを求めるものは何も慰謝料だけではありません。財産分与・子どもの養育を行う場合には、養育費の支払いも請求も発生することを考慮に入れて一括・分割を考える必要があります。

分割のメリット・デメリット

慰謝料を分割で支払ってもらうメリット

・総額になるまで、定期的に定額の収入があること。
・分割にするからこそ、慰謝料提示額の満額で話し合いを進めやすくなること。

一括の場合、数百万はそれなりのまとまった金額のため、話し合いの際、減額の要求があるのは必須。

しかし、分割で一時的に大きな金額が動くよりも月々もしくは、半年に一度など、分割で慰謝料の支払いを求めれば、負担も軽く感じる上に、減額要求もしにくいものです。

出来るだけ満額に近い慰謝料を受け取りたい。
と考えるなら、慰謝料を分割して支払ってもらうことはメリットがあるといえます。

慰謝料を分割で支払ってもらうデメリット

・支払いが途中で滞ることがある。
・支払いが終わるまで、つながりが切れない。

養育費同様に、分割で支払われるものには、途中で支払いが滞ってしまうデメリットがつきまといます。

公正証書を作成し、支払いが滞った場合には、給料や個人所有のものの差し押さえを行う旨を取り決めておく必要があります。
また、離婚するほど許せない相手と、支払いが終わるまでは、支払いという形ではあってもつながりを絶つことが出来ません。

心理的にさっさとつながりを絶って新しい出発をしたいと考える人にとっては、支払いが終わるまですっきりしない時間といえるでしょう。


一括のメリット・デメリット

慰謝料を一括で支払ってもらうメリット

・後腐れがない
・支払いが途中で途切れるなどの問題が発生しない

慰謝料を一括で支払ってもらうメリットは、取り逸れがないことです。

分割の場合、子供の養育費同様途中で支払いが滞る場合も考えておかなければいけませんが、一括の場合にはその心配がありません。

金銭にかかわる問題がクリアになり、後腐れなく離婚後の生活に入ることができます。

また、それなりの金額が手元に入ってくるので、離婚後の生活に少し心理的余裕が生まれることが一括での支払いのメリットといえるでしょう。


慰謝料を一括で支払ってもらうデメリット

・それなりにまとまった金額になるので、減額要求されやすい
・金額が折り合いにくく、離婚の話し合いが長引くことがある

一括で支払うとなれば、金額が数百万とまとまっていて、「痛い出費」と相手が感じることは否めません。

「できるだけ少ない金額で。」と落ち度があって慰謝料を請求されているにもかかわらず、考える人は少なくないのが実情です。

支払いを請求している方からすれば、減額要求は納得のできる話ではなく、離婚の話し合いが長引く原因になりがちです。

ここが一括で慰謝料を支払ってもらうデメリットといえるでしょう。


慰謝料の請求を一括・分割にはそれぞれメリットデメリットが存在します。
交渉を行ううえでなにより大切なのは、支払いを行う当事者の背景(資産や仕事、収入など)を考慮して選ぶことが必要です。

また一括・分割のデメリットは、対策を立てることでリスクを低く抑えることもできるので、双方の離婚後のことをよく考えて、慰謝料の支払い方法は選ぶことをお勧めします。

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